本表では、企業として”あるべき人物像”をベースに、組織行動や勤務態度を評価する項目を設定できるように構成しています。人事評価を行う場合の例文のサンプルは以下となりますので、以下を参考にして、ダウンロード後に評価内容にて編集をし利用ください。
- 法人の目的や方針を理解して行動する力
- 法人の目的・方針を理解しているし、聞いても答えられる。業務を始める際に、「この業務は何のために実施するのか」を質問しても答えられる。
- 業務遂行時には、法人の目的や方針に沿ってどのようにすればより効率的、効果的にできるかを、上司や先輩と相談、確認しながら積極的に行動している。
- 施設業務や自分の業務全体を理解して組み立てる力
- 自分の業務の顧客や関係者のことを考えて、自分がどのような業務をすれば良いか考えて業務を行っている。
- 自分の行う業務の全体像(業務への影響)を理解して自ら業務を行っている。そのため、指示されるまで何もせず指示が来るまで待っているということがない。
- 法人の方針を実現するための情報を収集・分析する力
- 自分の業務を遂行するための外部情報収集(社会情勢、法律、顧客・取引先情報等)などをしっかり行い自己研鑽を怠らない。上司や先輩から指示されたことなども調べて報告している。
- 収集した情報をもとに、関係者へ共有し、自分の業務へ生かすことを考えて業務を実施している。
- 先々のことを考えて段取りを組んでいく力
- 「この業務の納期はいつか」を理解し、その納期から逆算して、今何をしなければならないかを自分なりに優先順位を考えて業務を進めている。
- 実施計画の立案と計画の妥当性を部内外の関係者と連携・確認しながら業務を進めている。
- 業務のスムーズな推進に対するサポートする力
- 部門内での困りごとや問題を見つけ、上司や先輩に提案している。
- 部門内外に対しても、業務が効果的、効率的に活動できるように積極的に支援を行っている。
- スピード、クオリティを徹底追及し改善する力
- 業務をしていてもしっかりした品質が保証されているか、できるだけ低コストできているか、スケジュール管理はしっかりできているかなどを考えて行動している。
- ちょっとしたことでも「もっとうまくできないか、もっと早くできないか」という「安(もっと安く)早(もっと早く)正(もっと正確に)楽(もっと楽に)」を考えて業務フローの改善を実施している。
- 様々な状況を踏まえ問題を解決する力
- 「今何が起こっているのか」という現状分析をしっかり行ってから次の手を打っている。複雑な問題であってもパニックになることなく現状の問題を整理し、解決すべき課題を提案できている。
- 何か問題が起こっても、すぐに「こうすればいい」とすぐに解決策に走らず、じっくりと原因分析をしてから根本的な解決策を検討するとともに、今後の再発防止策や対策についても検討している。
- 内外関係者に対する説明・折衝する力
- しくみや制度、業務遂行の目的・内容を十分に理解して説明を行っており、とてもわかりやすい。また質問に対しても真摯に答えており、相手の理解も早い。
- 折衝・交渉相手と合意できるポイントを見出し、お互いに利益のある結論を導き出している。
- 内外関係者と信頼関係を構築する力
- 業務の中でちょっと気になった事項やに少しの疑問・違和感についても躊躇なく上司や先輩に話をすることで、上司・先輩と大きな齟齬が生じないように日頃からコミュニケーションを取っている。
- 議論している相手と考え方や意見がぶつかることがあっても、理念や方針を実現したり、顧客のためになることは、例え嫌われても必要なことは発信し続ける。
- 報告・連絡・相談責任感
- 業務上の報告・連絡を怠らないようにしている。特に悪い情報ほど早く報告し、自分で情報を隠していたり、一人で悩んで放置しているということがない。
- 自分に与えられた業務は、絶対投げ出すことなく責任を持って遂行している。業務の結果について他者に対する責任転嫁の姿勢はない。
上記は基本的な評価項目となります。編集を行う事で評価の内容を変更し利用頂く事が出来ます。上記の例文のサンプルを編集し人事考課表・社員評価表として利用が可能な人事評価シートのテンプレートです。